「ロービジョン」タブ でウェブページのアクセシビリティやユーザビリティをチェックする

aDesigner で HTML ファイルやウェブページを開いてシミュレーションを実行することにより、ロービジョンユーザー(ここでは弱視、色覚異常、白内障、あるいはそれらが組み合わせられた症状を持つユーザー)にとってのアクセシビリティおよびユーザビリティをチェックすることができます。

チェックは、以下の手順で行います:

  1. 下記のいずれかの方法でウェブページを読み込む:
  2. ブラウザビューにウェブページが表示されます。右上のパネルの上部にある 「ロービジョン」 タブを選択してロービジョンモードを選択する。
  3. (必要に応じて) 「全画面」 チェックボックスにチェックを入れてシミュレーションを行う範囲を指定する。
    (注)このチェックボックスにチェックが入っている場合は、現在ブラウザビューに表示されている内容にかかわらず、ウェブページ全体が処理対象となります。 (複数フレームから成るウェブページの場合は、全フレームのウェブページ全体が対象となります。) チェックが外れている場合は、現在ブラウザビューに表示されている範囲のみが処理対象となります。
  4. 下記のいずれかの方法で設定パネル(ロービジョン シミュレーション 設定)を開く: 各項目の設定を行い、「適用」 または 「OK」 を選択する。
  5. 下記のいずれかの方法で、ロービジョンシミュレーションとアクセシビリティ・ユーザビリティのチェックを行う:
  6. (必要に応じて) 「保存」 ボタンを選択して、シミュレーション結果やチェック結果をファイルとして保存する。
    レポートファイルはHTML形式で、次の三つで構成されています。 (1) Problem Map、(2) シミュレーションビュー、(3) 検出されたエラーの個別表示です。 レポートファイル中のエラーの個別表示の中の1行を選択すると、それに対応する要素がシミュレーションビュー上でハイライトされます。 もしその要素が見えていなかった場合には、見えるようにスクロールされます。 シミュレーションビュー上でハイライトされた要素も選択可能で、選択することにより、対応するエラーの個別表示に戻ることができます。
  7. 詳細レポートに表示されているエラーに対処する。
    詳しい内容は、詳細レポートの個別表示(ロービジョン)をご覧ください。 エラーを解決した後に再度 aDesigner でチェックすると、詳細レポートや総合評価の内容が改善されているはずです。

関連項目

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